弊社所属の琺瑯一筋50 余年、日本に数少ない琺瑯職人のひとり横澤満の技術はセイコーウオッチ株式会社様に認められ、曰く、
「わずか0.01mm 刻みの仕上がりを見抜く眼力を持つ匠」
「繊細に造り込まれるダイヤルに琺瑯を施すことができる、日本で数少ない職人である」
と言わしめました。
セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズの文字盤にも横澤が調色・焼成を担当した弊社製琺瑯ダイヤルが採用されております。
琺瑯職人の横澤満監修の鉄色(てついろ)は、黒みを帯びた色で、重厚さを感じさせる日本の伝統色です。
金属のような鈍い光を持ち、静かで力強い印象を与えます。武具や工芸品などにも使われ、実用性と美しさを兼ね備えた落ち着いた色合い、ホーロー独特の柔らかい光沢が生み出す
温かみのある質感を持ち、見る角度により色が変わって見える見る角度により色が変わって見えます。
匠シリーズでは「鉄(くろがね)」のような、金属的で鈍く光る鉄黒(てつくろ)冷たさと落ち着きを兼ね備えた渋みのある 鉄緑(てつみどり)の2色をご用意いたしました。
新開発の「三又つまみ」(実用新案申請済:実願2025-000415)でより握りやすく
一般的な鍋の蓋についているつまみとしては珍しくまたデザイン性の高い「三又つまみ」を採用しました。非常に難しい琺瑯用鋼板(鉄)の端面に釉薬をのせるという技をつまみ部分
にも色付けを実現。また、調理中、滑りやすい手やミトンや布巾でも握りやすいよう、端面には凹凸を施し、グリップ力を高めました。この技術は実用新案申請済です。